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ECBビルロワドガロー氏、債務帳消しに反対-ウエスト・フランス紙

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中銀)総裁は、ECBが新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の下で買い入れた国債を帳消しにする案を否定した。そのような措置は悪い結果を招くだろうと指摘した。

  同総裁はウエスト・フランス紙とのインタビューで、「債務帳消しを検討することは非常に危険な道筋だろう。ユーロが導入された際、フランスも他の国もECBに常に償還すると協定で約束した」と語った。

  イタリアのコンテ首相の最側近であるフラッカロ首相府政務次官はブルームバーグとのインタビューで、「金融政策は可能な限りあらゆる手段で加盟国の拡張的財政政策を支援しなければならない」と発言。それは「パンデミック(世界的大流行)の下で買い入れたソブリン債の債務帳消しか、満期の無期限延長」を含むこともあり得ると語った

  各国政府はパンデミック対策のために巨額の債務を積み上げており、経済を損なうことなくその債務を減らすのが危機後の主要な課題となる見込みだ。 

  ラガルドECB総裁も先に債務帳消しの提案に否定的見解を示し、欧州連合(EU)法に違反すると述べていた。ただ、債務帳消しのアイデアはフランスの左派政党の間では支持を集めつつあり、急進左派のジャンリュック・メランション氏は6月、ECBが保有する国債を永久債に転換する提案を仏議会に提出した。

原題:ECB’s Villeroy Says Debt Cancelation Would Be a Dangerous Path(抜粋)

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