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ブラジルのサンパウロ州、制限措置強化を検討-コロナ感染再拡大で

  • 新規感染者数や病院の空床数などを引き続き注視-ドリア知事
  • 現行の規制措置に関する判断、30日に発表の予定

ブラジル最大の州であるサンパウロ州は、このところの新型コロナウイルス感染者の増加が今後も続いた場合、より厳しい移動制限措置を再び導入すべきかどうかを検討している。ジョアン・ドリア州知事が明らかにした。

  州都サンパウロ市など一部の都市は隔離制限のレベルが最も低い段階。現行の措置に関する決定は30日に発表される予定だ。当局者はより厳しい制限措置が今後必要かどうか判断するため新規感染者数や病院の空床数などを引き続き注視していると、ドリア氏は説明した。

  ドリア氏は25日のビデオインタビューで、感染者数の増加について、「残念ながらブラジル全土でそれが見られる」と指摘。「人々の生活や健康を守るため後戻りしなければならないのであれば、われわれはそうする」と述べた。

Sao Paulo Mayor Joao Doria Interview

サンパウロ州のジョアン・ドリア知事

写真家:ビクター・モリヤマ/ブルームバーグ

  ブラジルのコロナ感染による死者数は世界で2番目に多く、感染件数では3番目となっている。欧米が感染急増への対応に追われる中、ブラジルでも感染再拡大への懸念が高まっている。

  ブラジルのコロナ感染件数は620万件に上り、人口4600万人のサンパウロ州がその約20%を占める。感染による死者の4人に1人はサンパウロ州民だった。

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原題:Brazil’s Richest State Mulls Tightening Covid-19 Restrictions(抜粋)

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