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債券は下落、超長期ゾーンの増発警戒感や2年入札弱めで売り圧力

更新日時

債券相場は下落。欧州金利低下の流れを継いで買いが先行したものの、今年度第3次補正予算や来年度国債発行計画で20年債と40年債が増額されることへの警戒感が重しになった。2年国債入札が弱めの結果になったことで売り圧力が一段と強まった。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.395%、新発40年債利回りは0.5bp高い0.700%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.025%
  • 長期国債先物12月物の終値は5銭安の152円5銭。買いが先行して152円19銭まで上昇した後、徐々に上げ幅を縮小。2年入札結果を受けて下落に転じ、一時152円3銭まで売られた

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 2年債入札は増発以降で最も低い利回り水準が嫌気された上、そもそも3兆円と発行額が多過ぎるため、弱めの結果を受けて先物がマイナス圏に沈んだ
  • きょう公表された国債市場特別参加者(PD)会合議事の要点は、市場が思っているほど財務省は20年と40年債の増発に積極的ではなかったが、買いの反応にはならず
  • 40年債が0.70%にとどまるなど、前日同様、20年債と40年債が増発を警戒した動きになった

2年債入札

  • 最低落札価格は100円47銭と、市場予想100円48銭を下回る
  • 応札倍率は3.21倍と2010年11月以来の低水準、前回は3.98倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭1厘と、前回6厘から拡大
  • 三菱モルガンの稲留氏
    • 弱めの短期国債3カ月物入札の影響も出やすい
  • 備考:2年国債の過去の入札結果

日銀オペ

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.110%0.025%0.395%0.650%0.700%
前日比+1.0bp+0.5bp+0.5bp+0.5bp横ばい+0.5bp
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