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米財務長官、FRBとの協調関係をアピール-対立説で火消し

  • FRBは財務省に緊急融資制度を終了しないよう要請していた
  • パウエルFRB議長と「極めて良好な関係」-ムニューシン財務長官

ムニューシン米財務長官は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気低迷の間中、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長との緊密な協調を維持していると述べ、金融融資プログラムを終了することをFRBは前もって承知していたと指摘した。

  ムニューシン長官は25日のインタビューで、「パウエル議長と私は週に数回話す。われわれの関係は極めて良好だというのが、共通した見方だろう」と述べ、財務省とFRBは「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障(CARES)法に基づく制度の執行で、信じがたいほど協調してきた」と語った。

Powell And Mnuchin Testify Before House Financial Services Committee

パウエルFRB議長とムニューシン財務長官

  景気てこ入れを目指した緊急融資プログラムを維持する是非を巡り、財務省とFRBの意見相違が先週表面化した。ムニューシン長官はパウエル議長に宛てた書簡で、政府がFRBに提供した資金の未使用分を他の目的で支出できるよう返還を要求。FRBはその直後に異議を唱え、緊急融資を全面的に2021年まで維持するよう訴えていた。

  民主党からはムニューシン長官の要求について、バイデン次期政権の景気支援能力を不自由にしようとするものであり、ここにきて未使用資金を財務省に返還するよう求めるのは違法だとする声も上がっていた。

  ムニューシン長官と財務省は、規則を順守するだけのことで、秘めた動機はないと説明。同長官は25日、FRBとの対立はないとし、「パウエル議長と私はこの点について何週間も話し合ってきた。新しい問題でも突然の問題でもなかった」と指摘。「私は上院で2週間にわたり、上院スタッフと一緒に一言一句草案を作成した。期限が切れる日付があるのは明確だ」と強調した。

原題:Mnuchin Defends Work With Fed as Democrats Fault Funds Shift (1) (抜粋)

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