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英財務相、今年の経済は11.3%縮小と予測-300年ぶり記録的収縮

更新日時
  • 「経済の緊急事態は始まったばかりだ」-スナク財務相
  • 2020-21会計年度の借入金はGDP比19%、平時では最悪

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英国経済は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって1709年以来となる約300年ぶりの大幅な縮小に直面すると、スナク財務相が警告した。失業率は7.5%に上昇すると見込む。

  スナク氏は25日発表した歳出計画で、新たなインフラプロジェクトによる雇用促進と低賃金労働者の支援に多額の資金を投じると表明。一方で、同氏が「正当化」は困難だと指摘する公務員の賃上げや対外支援などへの支出は削減を決めた。

  「英国の公衆衛生の緊急事態はまだ終わっていない。経済の緊急事態は始まったばかりだ」と述べ、「われわれにとって当面の優先課題は市民の命と生活を守ることだ」と説明した。

スナク財務相が発表した歳出計画の主なポイント
  • 失業率は来年第2四半期に7.5%でピークをつける見通し、ピーク時の失業者数は260万人程度
  • 今年の経済成長率はマイナス11.3%を予想、3世紀ぶりの大幅な落ち込み
  • 今年の落ち込み分を取り戻すのは2022年後半以降
  • 2020-21会計年度の借入金は3940億ポンド(約55兆円)、国内総生産(GDP)比で19%と平時では最悪の水準と予想
  • 対外支援額は国民所得の0.5%と、これまでの0.7%から引き下げ
  • 医療関連以外の公務員は賃上げ凍結へ
  • 景気回復支援のために2021-22年に270億ポンド規模のインフラ計画

  英国政府は今会計年度に過去最大となる4855億ポンドの国債発行を予定している。

  英予算責任局(OBR)によると、欧州連合(EU)との通商交渉が合意できずに終わった場合、既に厳しい状況にある英経済は一段と悪化する。合意がなければピーク時の失業率は8.3%に上昇し、景気は2023年までコロナ禍前の水準を回復しない見通しだ。

Worst Since 1709

The virus-hit U.K. economy is forecast to shrink over 11% this year

Source: Office for Budget Responsibility, Bank of England, Office for National Statistics

原題:Sunak Warns of 2.6 Million Jobless in Historic U.K. Slump (1)(抜粋)

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