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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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異例の「感謝祭」週間-ニュース多さにトレーダーは息つく間なく

更新日時
  • 23日と24日の米取引所売買高、昨年の感謝祭前の月火を75%上回る
  • 極めて忙しい週になりそうだ-ベテラントレーダーのバウアー氏
The New York Stock Exchange (NYSE) stands in New York, U.S., on Monday, July 20, 2020.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国では、七面鳥料理が準備され、クリスマスツリーの飾り付けが進む中、株価も上昇している。ウォール街の専門職の人たちは、通常であればホリデーシーズンに仕事量を減らすが、今年の「感謝祭」は異例のようだ。

  ボイヤー・バリュー・グループのマネジングディレクター、ジョナサン・ボイヤー氏は「業務は平常通りだ」と説明。「3月以降と同じように在宅だ」とし、感謝祭の「木曜日(26日)は休むが、金曜日には仕事に戻る」と語った。

  例年、11月の祝日前後に市場の取引は減少するが、今週23日と24日の米取引所の売買高は1日当たり130億株だった。これは昨年の感謝祭前の月曜日と火曜日を75%上回る水準。バイデン次期米大統領の財務長官人事などが伝えられたことや、クルーズ船関連株やエネルギー関連銘柄への力強い循環物色の動きが見られたことが背景。

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Equity volume remains elevated during Thanksgiving holiday week

  スコット・バウアー氏がシカゴ・オプション取引所(CBOE)の新人だった時代、感謝祭の週は最も好きな時間の一つだった。出勤する同僚の数が少なくなる傾向があり、薄商いのため機敏に動く機会ができることがよくあった。しかし今年は状況が違う。

  立会場で30年の勤務経験があり、現在はプロスパー・トレーディング・アカデミーの最高経営責任者(CEO)を務めるバウアー氏は、シカゴ近郊の自宅にモニター6台を備えたミニチュア仮設トレーディング場を設け、そこから働く予定だ。新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、他の多くの同業者のようにバウアー氏も在宅勤務しており、感謝祭の週と他の週の違いがあいまいになっている。

  「通常通りのマーケットになるだろう。極めて忙しい週になりそうだ。感謝祭の週だからといってリスクを伴うヘッドラインがなくなるわけではない」と指摘。「このマーケットには非常の多くの機会があり、それを逸す理由などあるだろうか」と自宅で語った。

  テーミス・トレーディングのパートナーで株式トレーディング共同責任者のジョゼフ・サルッツィ氏も平穏な休日を期待するにはあまりにも多くのことが起きていると指摘した。

  シティ・パーソナル・ウェルス・マネジメントの投資戦略責任者、ショーン・スナイダー氏は「ほとんどペースは落ちていない」と指摘した上で、「その一因は皆が異なるライフスタイルを持っているためで、オフィス勤務の仕組みがなくなり午前7時から午後7時まで及ぶようになっている」と語った。

原題:‘Very, Very Busy Week’ Wipes Out Traders’ Usual Holiday Doldrums(抜粋)

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