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日本生命:4-9月期減収減益、コロナで販売・株配当減-生保一覧表

日本生命保険の4-9月期連結決算は、保険本業からの収益を示す基礎利益が前年同期5.3%減の3419億円となった。新型コロナウイルスの影響で企業業績が悪化し株式配当金が減少したことや、海外保険で死亡保障の収支が悪化したことなどが要因。

  24日の発表によると、保険料等収入は海外金利の低下で銀行窓販が不振だったほか営業職員の活動低下が影響した。通期計画は減収減益を見込む。朝日智司取締役常務執行役員は、「新契約がコロナ前の水準に戻る時期は現段階で見通せていない」と話した。

  明治安田生命保険では、基礎利益が過去最高水準となった一方、保険料等収入は減少した。金利低下で外貨建て一時払い保険や団体保険が減少した。中村篤志常務執行役は減収減益とした通期見通しについて「金融環境とくに為替が不安定で、業績見通しは前期比2割減益を示した」と説明。下期は上期に比べて円高が進み外国債券の償還益が減少するとみている。

  住友生命保険の基礎利益は減少。国内のメディケア生命で新契約増加に伴う契約初期費用が増えた。保険料等収入は減少。海外金利が低下したほか新型コロナウイルスの感染拡大で一時払い商品の販売が減った。通期見通しは減収減益。2022年度末の3カ年累計基礎利益計画を国内事業は9220億円から9010億円に、海外事業を1410億円から1030億円にそれぞれ減額した。

億円(%)保険料等収入基礎利益利差損益(実績)
日本25112(▲14.9)
減少
3419(▲5.3)
減少
+897(+1203)
減少
第一21013(▲14.5)
減少
2865( 6.5)
4800
+975(+562)
増加
かんぽ14178(▲21.3)
減少
2266(10.2)
減少
+302(+386)
縮小
明安13432(▲7.9)
26400
3129( 0.2)
5100
+1459(+1404)
減少
住友11677(▲6.8)
減少
1966(▲3.0)
減少
+553(+469)
減少
T&D8421(▲3.8)
n.a.
771(▲9.8)
n.a.
+212(+341)
n.a.
富国2889(▲17.4)
減少
364(▲5.3)
減少
+129(+158)
減少
朝日1932(▲1.2)
減少
216(48.8)
増加
-200(-257)
改善

※上段は2020年9月期実績、カッコ内は2019年9月期との比較(%)、下段は通期予想
※数値は連結またはグループ(傘下生保合算値)、傘下生保がない場合は単体
※利差損益の「+」は順ざや「-」は逆ざや、カッコ内は19年9月実績

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