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TOPIXは2年ぶり高値、ワクチンと米金融政策への期待が追い風

更新日時
  • バイデン氏を勝者と認定、一般調達局-トランプ大統領は協力へ
  • バイデン次期大統領、財務長官にイエレン氏指名へ-関係者

24日の東京株式相場は大幅高。TOPIX(東証株価指数)は2018年10月以来およそ2年2カ月ぶりの高値で取引を終了した。英アストラゼネカなどが開発しているワクチンが高い有効性を示し、経済活動正常化への期待が高まっている。米次期政権がイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長を財務長官に指名する計画が明らかになったことや、米一般調達局がバイデン氏を勝者認定したことも追い風となり、ほぼ全業種が上昇した。

  • TOPIXの終値は前営業日比35.01ポイント(2%)高の1762.40
  • 日経平均株価は638円22銭(2.5%)高の2万6165円59銭

<きょうのポイント>

  • バイデン氏を勝者と認定、一般調達局-トランプ大統領は協力へ
  • アストラとオックスフォード大のコロナワクチン、高い有効性
  • バイデン次期大統領、財務長官にイエレン前FRB議長指名へ-関係者
  • フィラデルフィア半導体株指数が終値で最高値

  TOPIXの上昇率は2%を超え、水産・農林業を除く32業種が上昇。日経平均株価に12営業日遅れて年初来高値を更新した。日経平均は上げ幅が600円を超え、1991年5月10日以来の高値で引けた。

  りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは、前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均指数が他の指数に比べて強かったことから分かるように、成長株からバリュー株へ投資家の関心が移っているとみる。「その文脈で景気敏感株の占めるウエートの高い日本株に海外投資家を中心とした資金が入っている」と話した。

  みずほ証券の三浦豊エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストは、ワクチンを巡るポジティブなニュースに加え、イエレン前FRB議長が米財務長官に指名されることが分かり「ハト派のイエレン氏が財務長官になればFRBとの対話もスムーズに行われて米国の金融緩和長期化への期待が高まる」と述べた。

  • 東証33業種では、ソニー、東京エレクトロン、日本電産などの電機、信越化学工業がけん引した化学などを中心に上昇
  • 水産・農林業は下落
TOPIXは2年ぶり高値
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