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【新型コロナ】アストラのワクチン有効、イタリアの死者が5万人突破

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英オックスフォード大学とアストラゼネカが開発した新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンは、接種を受けた人の大半に対し感染予防の効果があったことが大規模な臨床試験の結果で示された。暫定的な分析によると、ワクチンの有効性は平均70%。だが初回の接種で半分の量を投与し、2回目に全量を投与した場合では、有効性は90%に上昇した。

アストラとオックスフォード大のコロナワクチン、高い有効性 (1)

  米国の医療施設の病床に占めるコロナ患者の割合は21日に12%を上回り、4月9日以来の高水準となった。感染第2波にあるニュージャージー州は22日、集中治療を要する患者数が1日で13%急増、537人になったと報告した。

  イタリアは累計死者数が5万人を超えた。英国に次ぎ欧州で2番目にこの大台を突破した。

Deaths Spike

Source: Italy Health Ministry

  米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによると、世界の感染者数は5890万人を超え、死者数は139万人を上回った

  アストラとオックスフォード大のワクチン開発に携わる科学者のエイドリアン・ヒル氏は、来年5月か6月には平時の状態を回復できる可能性があるとの見方を示した。ただ、大衆向け予防接種を迅速に実施する上での課題は「かなり大きい」と、アイルランドの公共放送RTEに語った。

  米製薬会社メルクは株式非公開のバイオ医薬品会社オンコイミューンを4億2500万ドル(約440億円)の現金前払いで買収することで、同社と合意した。COVID19の重症患者向け治療薬となリ得る医薬品を取得する。

  英国は来月、2種類の新型コロナワクチンについて接種を開始する計画だと、ハンコック保健相が明らかにした。オックスフォード大・アストラ製とファイザー製の2種で、本格展開は年明けの見通しだとBBCラジオに対し語った。いずれのワクチンも一般向けの供給開始には、英医薬品規制当局の審査を経る必要がある。

  ドイツは行動制限をさらに強化し、年末年始の行事や活動を限定する方向に動いている。複数の州政府の当局者は、当初11月末までを予定していた部分的ロックダウン(都市閉鎖)を少なくとも12月20日まで延長することを提案している。

  中国では天津市と上海市、内モンゴル自治区で新たな国内感染症例が報告された。上海市衛生健康委員会は浦東国際空港の職員1人の感染が確認されたのを受け、貨物業務の全職員を対象に22日に検査を実施したと発表。その結果、さらに2人の感染が確認されたと明らかにした。

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原題:NYC Warns of Layoffs; Italy Death Toll Tops 50,000: Virus Update(抜粋)

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