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パリ協定に各国首脳が支持表明-トランプ大統領は離脱の正当性主張

  • G20首脳会議は2日目の22日に気候変動について協議
  • 中国の習主席はパリ協定を支持-トランプ氏は米国経済を壊すと主張

20カ国・地域(G20)の首脳は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中で気候関連の目標を見失わないよう各国に呼び掛けた。バイデン次期米大統領が地球温暖化対策の国際的な取り決めであるパリ協定に復帰するとの期待が広がる中、同協定の目的に支持を表明した。

  サウジアラビアが議長国を務めて行われたバーチャル形式のG20首脳会議は2日目の22日、気候変動について協議した。米国は今月、パリ協定から正式に離脱した。

  中国の習近平国家主席は、「G20諸国は気候変動対策を強化し、パリ協定を完全かつ効果的に実施するために引き続き主導的な役割を果たすべきだ 」と述べた。

  習主席はまた、サウジが提唱する、温暖化ガスを再利用しながら二酸化炭素(CO2)排出量の削減を目指す「循環炭素経済(CCE)」を「称賛」していると述べた。

  一方、トランプ米大統領は同会議での演説でパリ協定を再び非難し、「米国人労働者を守るために」同協定から離脱したと正当性を主張。「パリ協定は環境を保護するのではなく、米国経済を壊すようにつくられている」とし、「世界最悪の環境汚染国や違反者のため数百万人の米国人雇用と数兆ドルの米国の資金を放棄することを拒否したのであり、実際にそのような事態になっていただろう」と述べた。

ワクチンへの「安価かつ公平なアクセス」確保-G20首脳宣言

原題:
World Leaders Praise Paris Climate Pact as Trump Justifies Exit(抜粋)

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