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EU復興基金、ポーランドとハンガリーなお反発-来年の稼働に遅れも

  • 「法の支配」を復興基金の資金分配の条件とすることに反対
  • 最終的に合意は可能、政治的意思の問題-ハンガリー首相

新型コロナウイルスによって打撃を受けた経済を立て直すための欧州連合(EU)「復興基金」を巡り、加盟国の間で意見の対立が続いている。このままでは予定通りに基金を稼働できない恐れがある。

  19日に行われた加盟国首脳のテレビ会議では、ハンガリーとポーランドの首相が復興基金の資金分配に「法の支配」の順守を条件とする方針にあらためて反対を表明した。協議に詳しい関係者2人が明らかにした。ミシェルEU大統領(常任議長)は妥協成立に向けて取り組むことを約束したが、詳細には言及しなかった。

  ドイツのメルケル首相は会議終了後に「解決しなければならないが、簡単な部類の問題ではないことは明らかだ」と語り、妥協案があるとすればどのような内容になるかについて見通しを述べることは避けた。「私が言えるのは、この問題について必死に、そして真剣に取り組むということだけだ」と話した。

  ハンガリーのオルバン首相は20日、ラジオ番組のインタビューで、最終的に合意は可能であり、それは政治的意思の問題だと述べた。

原題:Poland and Hungary Stick to Their Veto on EU Stimulus Funds (2)(抜粋)

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