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三井住友F&リース、ケネディクスにTOB-1320億円で子会社化

更新日時
  • TOB価格は1株当たり750円、20日終値に15%のプレミアム
  • 中核事業の一つに位置付ける不動産事業の強化を図る

三井住友ファイナンス&リースは、不動産投資ファンドのケネディクスに対し1株当たり750円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。最大で約1320億円を投じて子会社化する。中核事業の一つに位置付けている不動産事業の強化を図る。

  TOB価格はケネディクスの20日の終値655円に対して15%のプレミアムを乗せた。TOB期間は24日から2021年1月8日までの予定。

  三井住友F&リースはケネディクスの筆頭株主で約2割を保有するARAアセットマネジメント以外の全株主からの買い付けを目指す。ケネディクスはTOBに賛同の意見を表明し、株主に対し応募を推奨した。ケネディクス株は上場廃止となる。ファイナンシャル・アドバイザーはSMBC日興証券が務めた。

  ケネディクスは中規模オフィス、賃貸住宅や商業施設などの不動産投資信託(JーREIT)を運用しており、9月末時点の運用資産残高は約2兆5000億円。国内の独立系アセットマネジメント会社としては最大規模。三井住友F&リースは子会社化によりREITや私募ファンドビジネスの強化などにつなげる。

  上場廃止後、最終的な出資比率は三井住友F&リースが7割、ARAが3割とする。ARAはシンガポールを拠点に世界でアセットマネジメント事業を運営。三井住友F&リースには、三井住友フィナンシャルグループ住友商事がそれぞれ50%ずつ出資している。

  

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