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東京のコロナ感染、2日連続500人超- 分科会は「強い対策」提言

更新日時
  • 時短・休業要請などより強い対策求める提言-分科会
  • 政府は現時点では緊急事態宣言発令しない方針

東京都は20日、522人(前日534人)の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。500人を超えるのは2日連続。治療中の重症者は37人(前日は38人)だった。

新規感染者数の推移

出所:東京都

10歳未満10代20代30代40代50代60代70代80代90代100歳以上
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  東京都の小池百合子知事は記者会見で、現在の感染状況について「厳重な警戒が必要な状況であるとの認識の下で対策を徹底していく必要がある」と述べた。

  他の地域でも感染は拡大しており、NHKによれば、感染者は全国で2418人となり、過去最多となった。

  政府は現時点では感染防止対策の徹底などを呼び掛けるにとどめ、緊急事態宣言は発令しない方針だ。菅義偉首相は参院本会議で、現在の感染状況について「最大限警戒すべき状況だ」と述べ、病床確保など医療提供体制の整備を早急に進める考えを示した。 

  一方、専門家による分科会は夜の会合で、地域の感染状況に応じた営業時間の短縮や休業要請など、より強い対策を求める提言をまとめた。西村康稔経済再生担当相によると、政府に対し、旅行や飲食を補助する「GoToキャンペーン」の運用見直しについて、旅行支援対象の一部地域除外を含め早急な検討を求めている。政府は21日の対策本部で当面の対応をまとめる方針だ。

  IHSマークイットの田口はるみ主席エコノミストは、感染が広がる中、危機感が生じていると指摘。「政府が行動制限をしないでも、人々の間では行動を控える動きが出てきている」と語った。

(西村再生相の会見内容を追加します)
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