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ヘッジファンドのミレニアム、8300億円を投資家に返還へ

イジー・イングランダー氏率いるヘッジファンド運用会社、ミレニアム・マネジメントは、年末に80億ドル(約8300億円)を投資家に返還する計画だ。より安定した資本ベースに移行するのが狙い。

  事情に詳しい関係者によると、返還するのは1年後に全額解約が可能になるカテゴリーの資金。同社の運用資産470億ドルのうち約70%が、比較的短期で償還できるカテゴリーに入っている。

Izzy Englander

イジー・イングランダー氏

写真家:ロンダチャーチル/ブルームバーグ

  ミレニアムは同時に、新たな長期のシェアクラスで最大60億ドルを調達する。募集は来年1月1日までで、上限は当初の45億ドルから引き上げられたと関係者が述べた。

  ミレニアムはここ10年、投資家の資金を長く引き留める方法を模索しており、2年前には、解約にかかる期間を延長した。関係者によると、同社の旗艦ファンドの年初から10月末までの成績はプラス16%。30年にわたる好パフォーマンスにより、長期投資が求められる新たな仕組みは受け入れられやすくなっている。

  ミレニアムの広報担当者はコメントを控えた。

  新たなシェアクラスの投資家は約束した資金を3年間で払い込む。その後は1四半期に資金の5%しか解約できない。つまり、全額を解約するには5年かかることになる。

原題:Englander’s Millennium Is Returning $8 Billion to Investors(抜粋)

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