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TOPIX小幅続伸、東京都感染者2日連続500人超-日経平均は続落

更新日時
  • 東京都で新たに522人の新型コロナ感染を確認、前日534人
  • カリフォルニア州は午後10時からの夜間外出禁止令-州人口の94%に

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20日の東京株式相場はTOPIXが小幅続伸、日経平均株価は3日続落。世界的な新型コロナ感染再拡大で行動制限や経済活動の停滞が懸念されたが、東京都の感染者数が前日程度と報じられて自動車や情報・通信、サービス、鉄鋼などが買われた。米金利低下から保険、医薬品、陸運などは安かった。

  • TOPIXの終値は前日比0.98ポイント(0.06%)高の1727.39
  • 日経平均株価は106円97銭(0.4%)安の2万5527円37銭

<きょうのポイント>

  • 東京都で新たに522人の新型コロナ感染を確認、前日534人
  • カリフォルニア州は午後10時からの夜間外出禁止令-州人口の94%に
  • 米財務長官、緊急融資制度の未使用資金の返還要請でFRBと対立―再配分を期待

  さわかみ投信の草刈貴弘最高投資責任者(CIO)は「日本はロックダウンはできず、GoTo継続で第3波が来ることは分かっている。感染者数の増加率が急激に上昇しているか、重症者が増えているかが鍵」と指摘。「重症患者が増えれば移動制限の可能性も出てきて、経済がマイナス影響を受けると捉えられば今の株価水準を維持するのは難しくなる」とみている。

  米カリフォルニアの行動制限や米財務長官とFRBの対立を受けて下落した米S&P500種Eミニ先物の流れを受けて、日本株も日経平均が2万5500円を下回るなど売り先行で始まった。米株価指数先物の動きに伴い日本株も下げ渋り、取引終了にかけて東京都の感染者数が報じられるとTOPIXIは上昇に転じた。

  ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「短期的な過熱感、高値警戒感とワクチン期待がぶつかり合うなか、ここ数日ワクチンのニュースが途絶えており、感染拡大のほうが意識されている」と指摘。「市場は経済活動の全面停止は現時点では想定していないが、何かしらの自粛措置になれば景気の回復ペースが鈍くなり、超低金利と景気回復の両立による株価上昇のシナリオに若干修正が必要になるかもしれない」と話していた。

  • 東証33業種では鉄鋼、ゴム製品、金属製品、輸送用機器、海運、非鉄金属などが上昇
  • 保険、空運、パルプ・紙、陸運、精密機器、医薬品などが下落
TOPIXの推移
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