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米国株反発、在宅関連銘柄などハイテクが主導-ドル続落

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19日の米株式相場は、テクノロジー銘柄が主導する形で反発。新型コロナウイルスワクチン実用化の見通しが意識される一方、感染抑制策の強化が経済成長に及ぼす影響が懸念され、在宅関連銘柄の妙味が高まった。

  • 米国株は反発、活動制限の広がりでハイテク銘柄に買い
  • 米国債は上昇、10年債利回り0.83%
  • ドル失速、資源国通貨の一部は持ち直す
  • NY原油は小反落、目先の需要に不安-米経済統計を嫌気
  • NY金は続落、ワクチンの進展受けて金ETFに売り

  マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アドビなどが買われ、ナスダック100指数を押し上げた。テスラは再び最高値を更新。数十年後には電気自動車(EV)が世界の自動車市場を支配しているとの投資家の見方が背景にある。S&P500種株価指数は小幅高で終えたが、上昇率は主にハイテク銘柄で構成する指数には及ばなかった。

  S&P500種は前日比0.4%高の3581.87。ダウ工業株30種平均は44.81ドル(0.2%)高の29483.23ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇。

  投資家は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)がどれほど続き、どの程度深刻化するのかを見極めようとしている。TIAAの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「短期と長期の綱引きがあり、投資家は現在それを意識している」と指摘。「特にロックダウン(都市封鎖)の実施など短期ではかなり深刻なリスクが存在する」と述べた。

  国際通貨基金(IMF)はこの日発表のリポートで、新型コロナワクチン開発の進展に言及する一方、資産価格の上昇は実体経済との乖離(かいり)を示唆しており、金融安定に脅威をもたらす可能性があるとの認識を示した。

  米国債は上昇。先週の米新規失業保険申請件数は5週間ぶりに増加し、エコノミスト予想よりも多かった。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.83%。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対し下落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.4%上昇したが、終盤下げに転じた。資源国通貨の一部が買われた。

  ドル指数は0.2%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=103円74銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1875ドル。

Greenback gives up gains

  ニューヨーク原油先物相場は小反落。感染抑制策が各国で相次いでとられる中、米労働市場の回復にも陰りが見えてきたことで、目先の需要に対する不安が広がった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は8セント(0.2%)安の1バレル=41.74ドルで終了。一時は1.8%安まで下げたが、ドルが上げを消すのに伴い原油は下げを縮小した。ロンドンICEの北海ブレント1月限は14セント安の44.20ドル。

  ニューヨーク金スポット価格は4日続落。3月より後で最長の連続安となった。新型コロナのワクチン開発で進展があったことから、金を裏付けとする上場投資信託(ETF)の持ち分解消が進んだ。

  金スポット価格はニューヨーク時間午後3時39分現在、前日比0.4%安い1オンス=1864.28ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は3日続落し、0.7%安の1861.50ドルで終了。

原題:Tech Leads Stock Advance With Lockdowns Widening: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Falters as Commodity Currencies Rebound: Inside G-10(抜粋)

Oil Dips With Sluggish U.S. Economic Data a Warning for Demand(抜粋)

Gold Set for Longest Slump Since March With ETF Assets Slipping(抜粋)

(市場関係者のコメントを追加、相場を更新します)
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