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FOMCメンバー2人、米経済に懸念示すも金融刺激策強化を支持せず

  • クリーブランド連銀総裁、財政政策の支援の方が適切と認識
  • 現時点で資産購入プログラム拡大支持せず-ダラス連銀総裁

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今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つメンバー2人は19日、新型コロナウイルス感染拡大で米経済が打撃を受けるとの懸念を示しながらも、金融刺激策の強化には支持を控えた。

  クリーブランド連銀のメスター総裁は追加の金融政策措置ではなく財政政策による支援こそ、新型コロナ感染症(COVID19)の感染率急上昇で経済活動が抑制されかねない状況にある米国が最も必要とするものだと指摘した。

  ダラス連銀のカプラン総裁は、2021年には回復が見込まれる米経済も今年10-12月期にいったん縮小する可能性があるものの、現時点では連邦準備制度の資産購入プログラムの拡大を支持しないと述べた。

米経済はリセッションに逆戻りも、感染再拡大で-ダラス連銀総裁 

  メスター総裁は19日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ウイルス感染者数の増加は極めて憂慮される。財政政策パッケージがないという事実もとても心配だ」と発言した。

  また、セクターごとに「影響が異なる点を踏まえれば、実際に対象を絞ることができる財政政策こそ役割を果たすべきだ」とし、金融政策は景気刺激の面でははるかに切れ味の鈍いツールだと指摘。「金融政策は極めて緩和的であるため現行の政策スタンスは適切だ」とも話した。

メスター総裁のインタビュー

原題:
Fed Officials Voice Economic Concerns But Not Ready to Boost Aid(抜粋)

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