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ラガルド総裁、ECBは12月に強力な対応-金融政策パッケージを約束

  • EU首脳、共同の財政支援措置の採用を最優先課題とすべきだ
  • ラガルドECB総裁は欧州議会の委員会で証言

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は19日、12月に強力な金融政策パッケージを打ち出すと約束した。各国政府に対しては新型コロナウイルス禍対応の救済資金を「遅滞なく」利用できるようにするよう要請した。

  総裁は欧州議会の委員会で証言し、加盟各国首脳は共同の財政支援措置の採用を最優先課題とすべきだと論じた。ユーロ圏経済は新型コロナの急激な感染再拡大とそれに伴う制限措置によって「深刻な影響」を被る見込みだと警告した。

  ECBは「ユーロ圏経済を襲った第一波に対して迅速かつ強力に対応した。危機の現段階に対しても同様のアプローチと決意を持って対応する」と明言した。

  ECBは12月10日に政策を決定する。追加金融緩和を打ち出すと既に約束しているが、ラガルド総裁はこの日、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)と条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)が、危機が続く期間を通じて企業や政府、消費者の借り入れコストを低く抑えるための主要なツールになると重ねて述べた。

  新型コロナウイルスワクチンの進展は明るいニュースだが、広く普及するには時間がかかることから景気への支援を減らす理由にはならないと指摘。

  「政策当局にとっての最重要課題は、ワクチン接種が十分に進み景気回復が自律的な勢いを得るまでのつなぎを提供することだ。従って、金融政策と財政政策が足並みをそろえて機能することがかつてないほど重要だ」と論じた。

  欧州連合(EU)首脳らは19日、共同の支援策について協議する。ラガルド総裁は、救済パッケージの追加資金は、財政余力の限られる域内諸国が拡張的な財政政策を取るのを容易にすると述べた。

原題:Lagarde Pledges Forceful ECB Stimulus Response in December (1)Lagarde Pledges Forceful ECB Stimulus Response in December(抜粋)

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