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バイデン氏は市場が必要とする「理性の声」になる-フィンク氏

  • バイデン氏の大統領選勝利に金融市場は「勇気づけられている」
  • バイデン氏はインフラ投資や全家庭へのブロードバンド導入の検討を

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利したことは、安定と地政学的緊張の緩和を望む投資家を勇気づけるだろうと述べた。

  フィンク氏は19日に香港で放送されたブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムのイベントで、「投資家は扇動的な声ではなく、穏健な声を求めている」と指摘。「バイデン次期大統領はそうした理性の声になることができる」と語った。

Opening Day Of The World Economic Forum (WEF) 2020

ラリー・フィンク氏

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

  フィンク氏は「よりインクルーシブ(包摂的)で、もう少し世界的調和をもたらす可能性のある指導者が誕生することに市場は勇気づけられている」と述べた。

  バイデン氏が主要な補佐官を選び、優先順位を設定する際、インフラ投資および全家庭へのブロードバンド導入を検討すべきだとフィンク氏は指摘。民主党政権の財務長官候補として時折名前が浮上する同氏は、「 ブラックロックに極めて満足している」とし、「当面はニューヨークにとどまる」と述べた。

  また、米国の追加経済対策を巡る議論については、インフレが低水準にとどまる現在、財政赤字拡大懸念は重大視すべきポイントではないとの見方を示した。「成長が続く必要がある」とし、「経済の幅が広がり大きくなれば、赤字による影響は少なくなる」と述べた。

  ニューエコノミー・フォーラムはブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの1部門、ブルームバーグ・メディア・グループが主催している。

原題:
Larry Fink Says Biden Will Be ‘Voice of Reason’ Markets Need(抜粋)

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