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「グーグルペイ」、銀行口座開設の機能追加-カードやクーポンも提供

  • ユーザーはアプリで預金口座「プレックス」の開設が可能に
  • 親会社のアルファベットは銀行や小売業者と連携する

米グーグルの親会社アルファベットは決済アプリ「グーグルペイ」の機能追加を発表した。銀行や小売業者と提携し、消費者に新しい形の銀行口座やカード、クーポンを提供する。

  アルファベットは米金融システムにこれまでで最も深く足を踏み入れることになる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で現金離れが加速し、米当局は「アリペイ」や「ウィーチャット」など中国の決済アプリに懸念を表明している。ただグーグルペイは金融業界に直接挑むのではなく、シティグループなど提携先銀行にユーザーが口座を開くことを支援する。

  グーグルの決済事業バイスプレジデントのシーザー・セングプタ氏は「われわれは金融業界と非常に緊密に連携する」と説明した。

  今回の動きは、グーグルが自らを日々の商取引から得られる膨大なキャッシュフローと貴重なデータに絡み合わせようとする新たな取り組みだ。一方、定着した金融機関が自らが排除されることのないよう、新事業での提携に前向きな姿勢になっていることも浮き彫りにしている。

  グーグルペイのユーザーはアプリを利用して、11の銀行に当座・普通預金口座「プレックス」開設を申請できるようになる。既に保有している銀行口座やクレジットカードとリンクすることも可能だ。買い物や食事の際には、店舗やレストランのクーポンを検索できる。

  グーグルペイは2015年のサービス開始以降、30カ国で1億5000万人のユーザーを集めてきた。友人への送金やオンラインショッピングでの利用が大半を占める。

原題:
Google to Offer Checking Accounts With Banks in Pay App Revamp(抜粋)

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