コンテンツにスキップする

東京海上H:4-9月純利益47%減、通期2000億円に上方修正

  • MS&ADの4-9月期純利益41%減、通期計画1400億円に上方修正
  • SOMPOの4-9月純利益9.8%減、通期計画1400億円に下方修正

東京海上ホールディングスが19日発表した2020年4-9月期純利益は前年同期比47%減の624億円だった。海外保険で保険引き受けや資産運用に新型コロナウイルスの影響があり減益となった。

  一方、通期計画は1750億円から2000億円に上方修正した。海外保険会社の新型ウイルスによるマイナス影響が想定よりも縮小する見込みになった。

東京海上HD4-9月期(前年同期との比較)
  • 正味収入保険料は0.1%増
    • 国内で減収、海外で増収
  • 生命保険料は3.2%減
    • あんしん生命で減収、海外で増収
  • 通期の修正純利益計画は、異常危険準備⾦や海外⼦会社株式の減損の影響などを控除して220億円増額し3320億円
  • 500億円の株主還元を決定―機動的な資本政策遂行が目的
    • 一時的な配当244億円(年間配当金予想は従来200円から235円に増額)、自己株取得256億円(上限)

  MS&ADインシュアランスグループホールディングスの4-9月期純利益は同41%減の966億円だった。通期計画1300億円は1400億円に上方修正した。海外保険子会社の予想を引き下げる一方、国内の生損保を引き上げた。海外の保険金や資産運用など新型ウイルスによるマイナス影響も当初計画から改善する見込み。

MS&AD4-9月期(前年同期との比較)
  • 正味収入保険料は3%減
    • 国内損保子会社は主に自賠責保険が減収、海外保険子会社では円高影響やMSアムリンの収支改善に向けた取り組みで減収
  • 生命保険料は26%減
  • 年間配当金予想は据え置き
  • 200億円を上限とした自己株式取得を発表

  SOMPOホールディングスの4ー9月純利益は同9.8%減の396億円となった。新型コロナウイルスによる発生保険金やロイズ事業撤退費用などを計上し海外事業で減益となった。通期計画は1500億円から1400億円に下方修正した。

  濵田昌宏グループCFOは通期計画の引き下げについて「暫定的に当初140億円はコロナの影響を織り込んでいたが、洗い替えてグループトータルでマイナス80億円を織り込んだ」と説明。「急速に元に戻る状況ではなく、もとに戻らない状態で期末までの計画を立てた」と話した。

SOMPO4-9月期(前年同期との比較)
  • 正味収入保険料は4.4%増
    • 国内損保が減収となった一方、海外連結子会社が大幅増収
  • 生命保険料は2.4%減
  • 期末配当金は前回予想80円から90円に引き上げ、年間配当金は前期から20円増の170円となる予定
    • 株主還元の原資となる修正連結利益が年初計画を上回る2000億円と増益見込みとなったため
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE