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ファニーとフレディ、2800億ドル超の資本バッファー必要に-FHFA

  • 米連邦住宅金融局、政府管理解除に向けた資本ルール公表
  • バイデン氏の大統領選勝利、政府管理解除計画を一変させる可能性も

ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は、損失に備えるための資本として数千億ドルの保有を監督当局から義務付けられる。米政府管理の解除に向けた極めて重要な一歩となる。

  18日に最終決定された連邦住宅金融局(FHFA)のルールは完全な民間企業として金融危機を乗り越えるために保持する必要のある資本バッファーの規模を規定するもので、両社で計2800億ドル(約29兆円)を超える可能性がある。

  FHFAのカラブリア局長はファニーメイとフレディマックの政府管理解除を目指すトランプ政権の目標を積極的に推進しており、資本ルールの完成は同局の最優先事項。ただ、バイデン前副大統領が大統領選挙での勝利を確実にし、次期政権は住宅金融政策に大きく異なる立場を取ると予想されることから、両社の政府管理解除計画が一変することもあり得る。

  資本ルールの最終決定を受けFHFAとファニーメイ、フレディマックは今後、両社が新要件達成に必要な数千億ドルの調達の方法やスケジュールを検討する。両社は資本回復計画を策定する見通しで、留保利益と大規模な公募増資の組み合わせも含まれる可能性があり、早ければ来年の増資もある見込み。

原題:Fannie-Freddie Capital Rule Requires Buffers Above $280 Billion(抜粋)

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