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インドの銀行を外国勢が初めて救済-事業拡大狙う邦銀も関心か

  • シンガポールのDBSが印ラクシュミ・ビラス銀行を引き受ける
  • この種の経験はインド初、政府と中銀に全く新しい道との指摘も

シンガポールのDBSグループ・ホールディングスが苦境に陥っているインドのラクシュミ・ビラス銀行を救済する。インド準備銀行(中央銀行)が仲介した。インドの銀行を外国の金融機関が引き受けるのは初めて。

  中銀はラクシュミの株式・債券の上場が廃止されると発表。継続的な預金者減少と不良債権の増加を防ぐ案の一環として30日間のモラトリアム(猶予期間)を命じた。

  17日の中銀声明によると、DBSのインド部門が新規資本250億ルピー(約350億円)を注入する。ラクシュミのDBSインドとの統合プロセスは30日後に完了するという。ラクシュミの株価は18日のムンバイ市場で値幅制限いっぱいの20%安となった。

  アシュビン・パレク・アドバイザリー・サービシズのマネジングパートナー、アシュビン・パレク氏はブルームバーグクイントのインタビューで、インド中銀の決定は外国銀行の一部について受け入れを拡大することを示唆しており、この種の経験はインドで初めてだと指摘。「政府と中銀にとって全く新しい道を開いた」と述べた。

  中銀の動きにインドでの足掛かりを築きたいアジアの他の銀行が期待を膨らませる可能性もある。三菱UFJフィナンシャル・グループなど日本の金融機関はインドでの事業拡大に関心を示している。

原題:DBS to Rescue India Lender, First Such Move by Foreign Bank (1)(抜粋)

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