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フェイスブックとツイッターのCEOに厳しい質問相次ぐ-上院委証言

  • ザッカーバーグ、ドーシー両氏は第230条巡り透明性向上を提案
  • どう規制するかを巡り民主・共和両党の間でなお隔たりがある

フェイスブックツイッターの最高経営責任者(CEO)は17日に上院司法委員会で証言し、議員からの厳しい質問に答えた。 2021年1月から始まる新議会を前に、両社をどう規制するかを巡って民主・共和両党の間でなお隔たりがある。

  フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOとツイッターのジャック・ドーシーCEOはコンテンツ管理や政治的発言への関与について4時間余りにわたって質問を受けた。共和党は両社が保守派の口封じをしているとの主張を繰り返す一方、民主党はプラットフォーム上での偽情報やヘイトスピーチの拡散にあらためて懸念を示した。

  両党とも、ユーザーが投稿したコンテンツの管理を巡る訴訟から両社を保護する米通信品位法第230条の修正を望んでいるが、目指すところは基本的に異なる。共和党は手を加えないコンテンツを増やしたい考えだが、民主党はより多くの削除を望んでいる。一方、双方とも言論の自由への悪影響も懸念している。

Mark Zuckerberg And Jack Dorsey Testify Before Senate Judiciary Committee

リモート形式で証言するザッカーバーグ氏(11月17日)

写真家:ハンナ・マッケイ/ロイター/ブルームバーグ

  トランプ大統領に近い上院司法委員会のグラム委員長は「230条の見直しが必要だ」と述べた。こうした意見に対し両CEOは、削除する投稿の種類などについて透明性を高める必要があると発言。ザッカーバーグ氏は規制が変更された場合、企業側がコンテンツ削除について一定の基準を満たす必要があるだろうと指摘した。同社は既に四半期報告書で、削除する投稿のタイプなどについて詳細に説明している。

  グラム委員長は透明性向上の理念は支持したが、政治的なコンテンツを管理する両社の能力を制限する法案を推進する考えだ。また、バイデン次期大統領に政治的なダメージを与える可能性があった最近のニューヨーク・ポスト紙の記事拡散を制限する両社の決定にも疑問を投げ掛け、「あなた方が最終的な編集者のように私には思える」と語った。

Mark Zuckerberg And Jack Dorsey Testify Before Senate Judiciary Committee

証言するドーシーCEO(11月17日)

写真家:ビルクラーク/ CQロールコール/ブルームバーグ

  一方、上院司法委のファインスタイン民主党筆頭理事は、大統領選に勝利したなどといったトランプ大統領の誤った発言の削除など両社がもっと踏み込んだ措置を実施すべきだったとの考えを示唆した。

  これに対しドーシーCEOは「考え方」には同意するが、選挙について誤解を招く情報の背景をより多く提供することがツイッターの方針の要だと説明した。

原題:
Zuckerberg, Dorsey Face Angry Lawmakers Still Split on Concerns(抜粋)

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