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バイデン氏、オバマ政権専門家に協力仰ぐ-国防・機密情報説明で会合

  • 「米国は戻ってきた」が世界の指導者への自身のメッセージ
  • 次期大統領が受けられるはずのブリーフィング、現政権が妨害

バイデン次期米大統領は17日、トランプ政権下で機能不全に陥った国際機関の再建に取り組む意向を表明し、「米国は戻ってきた」が世界の指導者への自身のメッセージだと語った。

  バイデン氏は同日、国防や機密情報の専門家とのビデオ会合に臨んだ。専門家の多くはオバマ前政権時代の元当局者だった。次期大統領は通常、政権移行期間中に機密情報のブリーフィングを連邦当局から受けることになっているが、トランプ政権がそれを妨害しているためバイデン氏は専門家の協力を仰いだ。

President-Elect Biden Receives National Security Briefing

国家安全保障に関する説明を受けたバイデン次期大統領(11月17日)

写真家:ジョー・レードル/ゲッティイメージズ

  バイデン氏は「私の見るところでは、過去4年間に大きなダメージを被った。米国の力強さと多様性を全面的に反映させるため、われわれの機関と新政権の陣容を立て直す必要がある。いかなる状況に対しても準備態勢を整えることに力点を置かなければならない」と述べた。ビデオ会合にはハリス次期副大統領もワシントンから参加した。

  バイデン氏が17日に説明を受けた専門家は、スタンリー・マクリスタル退役陸軍大将やウィリアム・マクレイブン退役海軍大将、オバマ前政権で財務次官(テロ・金融情報担当)や中央情報局(CIA)副長官を歴任したデービッド・コーエン氏ら。

  バイデン氏によれば、大統領選勝利を確実にしてからこれまでに13前後の国の指導者と電話で話した。17日にはインドのモディ首相、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。両首相ともトランプ大統領と緊密な関係を築いてきた。バイデン氏は各国指導者との対話について、「米国は戻ってきた。それがメッセージだ。もはや米国独りではない」と強調した。

原題:
Biden Vows to Rebuild U.S. Ties With World: ‘America Is Back’(抜粋)

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