コンテンツにスキップする

ソロス・ファンド、パランティア株売却へ「ビッグデータに負の影響」

  • 現時点で売却が許される株式は既に売却し、今後も処分を続ける
  • ビッグデータのマイナスの社会的影響が理解されていない時期に投資

資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏のファミリーオフィス、ソロス・ファンド・マネジメント(SFM)は、ビッグデータ解析を手掛ける米パランティア・テクノロジーズ の株式、1846万株の保有を13日に開示した。同社には2012年に投資したが、再び投資は行わない方針だ。

  SFMは17日の発表資料で、「ビッグデータが持つマイナスの社会的影響がそれほど理解されていない時期にこの投資を行った。今の時点でパランティアに投資するつもりはない」と説明した。

  米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期ごとの株式保有報告書「フォーム13F」で、SFMはパランティア株の保有を開示し、7-9月(第3四半期)末時点の評価額が1億7500万ドル(約182億円)と明らかにした。

  ソロス氏が設立した国際助成財団「オープン・ソサエティー財団」のウェブサイトに掲載された説明によれば、パランティアへの投資を行った運用担当者は、今はSFMに雇用されていない。資産家ピーター・ティール氏らが共同で創業したパランティアが9月にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場したことで、持ち分は上場株式に転換された。

  SFMの発表資料によると、現時点で売却が許される株式は既に売却し、今後も処分を続ける。「SFMはパランティアのビジネス慣行を支持しない」としている。

原題:Soros Regrets Early Investment in Peter Thiel’s Palantir (2)Soros Says It Wouldn’t Invest in Palantir Today Given Choice(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE