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シェルトン氏のFRB理事指名承認手続き、上院で阻止-動議否決

更新日時
  • 退任前にFRBの顔ぶれを変えたいトランプ氏にとって打撃
  • マコネル共和党上院院内総務、承認プロセス再開の余地残す

米上院は17日の本会議で、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名したジュディ・シェルトン氏の承認手続きを前進させる動議の採決を行った。動議は賛成47、反対50の反対多数で否決されて承認のプロセスはいったん阻止された。

  共和党のマコネル上院院内総務にとって手痛い敗北となり、退任前にFRBの顔ぶれを変えたいトランプ氏にとっても打撃となる。

  新型コロナウイルス感染者との接触で共和党議員2人が自主隔離を余儀なくされたことで、民主党の一枚岩の反対を切り崩すだけの賛成票を確保できなかった。

  ただ、マコネル氏は動議否決の流れが明らかになった段階で賛成から反対に切り替える戦術を取り、自主隔離した議員のうち1人が復帰すれば、今週中にも承認プロセスを再開できる余地を残した。

  自主隔離に入った共和党議員の1人であるグラスリー議員はその後、新型コロナ検査で陽性が判明したとツイート。このため同議員は今週、議場に戻ることがないのがほぼ確実となった。

  連邦準備制度の元当局者やノーベル経済学賞受賞者7人を含む著名経済学者のグループは今年、トランプ氏の非公式の顧問を務めたシェルトン氏(66)の指名承認を拒むよう求める連名の書簡を上院議員に送付している。

原題:Shelton’s Fed Nomination Blocked in Blow to Trump, McConnell (2)(抜粋)

(第2段落以降を追加し更新します)
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