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米鉱工業生産指数、10月は製造業が6カ月連続で上昇

更新日時

10月の米鉱工業生産指数では製造業が力強いペースで伸び、6カ月連続で上昇した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に起因した深い落ち込みから、製造業が回復を続けていることが示唆された。

キーポイント
  • 鉱工業生産の総合指数は前月比1.1%上昇
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は1.0%上昇
    • 9月は0.4%低下
  • 製造業の生産指数は1%上昇
    • 予想と一致
    • 9月は0.1%上昇(速報値0.3%低下)に上方修正
U.S. factory output advanced in October for a sixth straight month

  製造業の活動増加は広範に及び、消費財や事業向け機器、建築資材の生産増加は第4四半期が力強く始まったことを示唆している。在庫水準が低く、需要が底堅い中で生産増加が続いているものの、サプライチェーンの混乱や設備投資の縮小はなお製造業にとって問題となっている。

  キャピタル・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、マイケル・ピアース氏はリポートで、「10月の製造業生産の加速は、過去6カ月間にわたり経済全体よりも遅れていた製造業セクターが、追いつこうとしていることを示唆している」と指摘。「消費の回復が腰折れしたとしても、在庫がなお低水準にあるため、生産は今後数カ月、増加が続く」と予想した。

  10月の製造業指数は2月の水準をなお約5%下回っている。

  製造業の設備稼働率は71.7%と、前月の71%から上昇。鉱工業全体の設備稼働率は72.8%に上昇した。前月は72%。2月は76.9%だった。

  自動車および同部品の生産は3カ月連続で低下。自動車を除く製造業の生産は1.1%上昇。公益事業の生産は3.9%上昇。天然ガスの生産は減少したものの、電力需要の増加が寄与した。鉱業は0.6%低下。前月は1.2%上昇。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Manufacturing Output Increased for Sixth Month in October(抜粋)

(情報を加え、更新します)
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