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きょうの国内市況(11月17日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、ワクチン進展と過熱感の綱引き-日経平均2万6000円回復

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  東京株式相場は続伸。日経平均株価が2万6000円を回復した。過熱感がある中、新型コロナワクチン開発の進展で将来の経済活動が正常化するとの景気回復期待から、保険や銀行などの金融株、陸運や空運、不動産などが買われた。

  • TOPIXの終値は前日比2.85ポイント(0.2%)高の1734.66
  • 日経平均株価は107円69銭(0.4%)高の2万6014円62銭
    • 終値ベースで2万6000円台は1991年5月14日以来

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、日経平均は25日移動平均線とのかい離が8%を超え、「急ピッチな上昇に対する過熱感と、ワクチン開発進展に伴う世界経済正常化への期待が綱引きする状態」と指摘した。  

  • 東証33業種では空運、鉱業、保険、鉄鋼、銀行、陸運、ゴム製品などが上昇
  • 精密機器、情報・通信、サービス業、小売業、繊維製品などが下落

●超長期債が上昇、コロナ感染拡大で買い優勢との声-先物や中期は軟調

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  債券市場では超長期債が上昇。新型コロナウイルスの感染増加傾向から先行きの景気懸念が根強く、利回り水準の高い超長期債は買いが優勢との指摘が聞かれた。一方、米長期金利の上昇や日本銀行の買い入れオペの結果を受けて先物や中期債は軟調となった。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.40%
  • 新発30年債利回りは一時0.645%、新発40年債利回りは0.685%と、ともに1bp低下
  • 新発5年債利回りは0.5bp高いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は2銭安の152円7銭。前日の米長期金利の上昇を受けて売りが先行して、152円5銭で寄り付いた後、152円11銭まで値を小幅切り上げたが、日銀オペ結果を受けて午後は再び上値の重い展開となった

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 新型コロナワクチン開発進展のニュースは基本的にポジティブなニュースだが、サプライズがなくなってきており、影響は限定的。むしろ、ワクチンが普及すれば、経済対策に伴う追加の国債発行の必要性はなくなるとの見方になりやすい面ある
  • 超長期債を中心に、材料で売られた局面で買おうという姿勢が根強い

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下。買い入れ額は各ゾーンとも前回から据え置き
  • 応札倍率は3年超5年以下、5年超10年以下が前回から上昇して売り圧力の強まりが示された
  • SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト
    • 3-5年と5-10年の需給が少し緩んでいるイメージで先物に影響が及ぶ格好となった

●ドル・円小幅安、ワクチン開発受けた株高進行の一服で-ポンドは上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅下落。新型コロナウイルスのワクチン開発進展を好感した米株高の流れがアジア時間に入り一服感が出て、リスク回避的な円買いがやや優勢となった。ポンドは英国と欧州連合(EU)の通商合意に対する期待感から上昇。

  • ドル・円は午後3時29分現在、前日比0.1%安の1ドル=104円50銭。朝方の104円62銭を日中高値に一時104円42銭まで下落
  • ポンド・ドルは一時0.3%上昇。同時刻現在は0.1%高の1ポンド=1.3213ドル。対円では0.1%高の1ポンド=138円10銭

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • ドル・円の上値が重いのは、米株が大幅高だったのにアジア時間には株価が伸び悩んでいることが影響。ワクチン開発への期待が行き過ぎているとの警戒感が出ている
  • ポンド高は英・EU交渉が直近のメドとみられていた15日を過ぎても決裂せずに続いていることが好感されているようだ
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