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ブラジル統一地方選、大統領支援の候補者が苦戦-政治基盤の弱さ露呈

  • サンパウロでは大統領支援の候補が劣勢、リオでは2位にとどまる
  • 統一地方選では市長約5500人と市議会議員約5万7000人を選出

ブラジルで15日、市長や市議会議員を選ぶ統一地方選の投開票が行われ、ボルソナロ大統領が支援する候補者が相次いで苦戦を強いられた。4年間の任期半ばとなる同大統領の政治基盤の弱さを露呈した格好となった。

  主要都市では、極右の同大統領が支援した候補者が敗北ないしは過半数を獲得できず、29日に予定される決選投票で強力な対戦候補と争うことになる。政治的便宜を得る代わりに同大統領を議会で支持する中道派は今回の選挙で優勢となっているが、今後ボルソナロ政権に対し要求を一段と突き付けてくる可能性がある。数年前に政治的にほとんど葬り去られた左派でさえも決選投票で幾つかの主要都市で巻き返す公算がある。

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ボルソナロ大統領

撮影:Evaristo Sa / AFP / Getty Images

  今回の統一地方選では、市長約5500人と市議会議員約5万7000人を選出する。全国で多数の候補者を支援するボルソナロ氏は、州都6都市で明確な支援を呼び掛けたが、そのうちの4都市で惨敗となった。

  最大都市サンパウロでは、現職のコーバス市長が得票率で33%近くを獲得したが、20%の票を得た左派指導者のボウロス氏と決選投票に臨む。ボルソナロ氏が支援していたルソマノ氏は10%強にとどまった。

  リオデジャネイロでは、ボルソナロ氏が支持した現職のクリベラ市長は得票率22%近くで2位にとどまり、37%の票を得たパエス前市長と決選投票に進む。

原題:Brazil Municipal Elections Expose Bolsonaro’s Shortcomings (1)(抜粋)

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