コンテンツにスキップする

トランプ氏、逆転勝ちの道ない-2000年ブッシュ陣営の元弁護士ら

2000年の米大統領選でジョージ・W・ブッシュ氏の勝利を確実にしたフロリダ州での再集計で、重要な役割を果たしたチームの元メンバーらは、バイデン次期大統領が制した今回の選挙結果を覆す道はトランプ大統領にもう残されていないとみている。

  トランプ氏は、ペンシルベニアを含む激戦州で集計の早い段階でリードしていたことに基づいて自らが勝者だと主張してきた。だが郵便投票の集計が進むにつれてリードが失われたため、トランプ陣営はこれらの票を無効とする判断を求め幾つもの訴訟を起こした。

  だが00年大統領選でブッシュ陣営を支えた何人かの元メンバーによれば、複数の州でバイデン氏が大きな差をつけており、トランプ氏の主張も根拠を欠いているため、今回の選挙結果が覆されることはありそうにない。

Benjamin Ginsberg 

ベンジャミン・ギンズバーグ氏

写真家:Mandel Ngan / AFP / Getty Images

  当時のブッシュ陣営の全米担当弁護士を務めたベンジャミン・ギンズバーグ氏は、「 単に『この選挙は不正まみれだ、取り消せ』と言ってもだめだ」と指摘。「多少の具体的な要素が必要だが、これまでのところトランプ陣営側には具体的なものが全くない」と語った。

  ブッシュ氏の戦略担当上級顧問だったカール・ローブ氏も、バイデン氏のリードを覆そうとするトランプ氏の訴訟は、体系的な不正があったことを示す証拠がないため実を結ばないと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)への投稿で指摘。ジョージア州で行われている再集計も、結果を覆すことにはならないとの見方を示した。

  また連邦最高裁の介入を通じてトランプ氏が逆転勝利すると願うのは甘い考えだと、ギンズバーグ氏はコメント。「これまでに提示された証拠の不足を踏まえると、実現性は皆無だ」と話した。

関連ニュース

原題:
Trump Has No Path to Win, Says Bush’s 2000 Florida Recount Team(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE