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テクノロジー株ショートのETFから350億円流出-相場低調でも

上場投資信託(ETF)投資家はテクノロジー株のここ1週間の不調にもかかわらず、同セクターへの期待を捨てていない。

  ハイテク株の多い指数に3倍のレバレッジで逆行する13億ドル(約1360億円)規模のプロシェアーズ・ウルトラプロ・ショートQQQ・ETF(SQQQ)からは先週、3億3300万ドルが流出した。一方、テクノロジー株に連動する110億ドル規模のARKイノベーションETF(ARKK)と14億ドルのグローバルXクラウド・コンピューティングETF(CLOU)には引き続き資金が流入した。ブルームバーグがまとめたデータが示した。

  堅固なバランスシートと社会的距離政策で恩恵を受ける製品を持つテクノロジー企業の株価は先週、米製薬会社ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの有望な試験結果を発表したことを受けて下落。トレーダーらは景気に敏感な工業株やエネルギー株へと向かった。バイオテクノロジー会社のモデルナも16日に有望なワクチン試験結果を公表し、テクノロジー株はアンダーパフォームしたものの、2営業日連続で上昇した。

  リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの副最高投資責任者(CIO)ダン・スズキ氏は、今年の株式相場上昇を支えた取引を諦めるのはまだ早いと考えている投資家がいる兆候だと指摘。「市場でも何でも、リーダーシップの大々的な交代は大きな懐疑をもって迎えられる。しかもこれは10年以上続いてきたリーダーシップだ。過去10年にテクノロジー株のリーダーシップに対する信頼を失った投資家は常にやけどをしてきた」と述べた。

SQQQ sees biggest weekly outflow on record

原題:
A $1.3 Billion Leveraged Bet Against Tech Sees Record Outflows(抜粋)

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