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【欧州市況】株は続伸、2月末以来の高値-ドイツ債はほぼ変わらず

16日の欧州株は続伸。米モデルナが開発する新型コロナウイルスワクチン候補の良好な臨床試験結果を受けて、リスク志向が一段と高まった。資産売却や合併協議を手掛かりにスペインの銀行株が上昇した。

  ストックス欧州600指数は1.2%上昇し、2月26日以来の高水準で取引を終えた。銀行や自動車メーカー、エネルギー株などこれまで売られたシクリカル銘柄が特に上げた。モデルナの暫定分析結果によると、大規模な第3相臨床試験で同社製ワクチンは94.5%の確率で効果を示した。コロナ禍で株価を伸ばしていた食材宅配企業ハローフレッシュやオンラインスーパー、オカド・グループは下落した。

  スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は米部門を116億ドル(約1兆2100億円)で売却することに合意し、この売却益で競合のサバデル銀行の買収を狙うとの観測が高まった。スペインの銀行株は値上がりし、欧州全体の銀行株を押し上げた。欧州株式市場引け後にBBVAはサバデル銀行と合併協議中だと発表した。

Positive readout from Moderna study adds to market hopes for vaccine

  欧州債はドイツ債が変わらず。モデルナのワクチン候補のニュースを材料とした安全逃避買いの巻き戻しによる下げを埋めた。

  イタリア債は上昇。一時は上げを失っていた場面もあった。ドイツ債とのイールドスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して119bp。

  英国債の利回り曲線はベアスティープ化が後退した。

  ドイツ10年債利回りはマイナス0.54%で変わらず。フランス10年債利回りは1bp低下してマイナス0.31%、イタリア10年債利回りは2bp下げて0.65%。

原題:Bunds Fade Vaccine-Driven Haven Unwinds: End-of-Day Curves、European Stocks Surge to February High on Moderna Vaccine Study(抜粋)

  

  

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