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バイデン政権「先遣隊」女性5割、少数グループ4割超-人種問題重視

  • 500人余りの専門家が経済政策の具体化作業に携わり人種問題に重点
  • カリフォルニア大バラダラン教授やミシガン州立大クック教授も起用

バイデン次期米大統領は政権移行準備の過程で、経済政策に関し、人種格差の問題に高い優先順位を置いている。

  バイデン氏は、人種間の貧富の差に関する主要な参考文献とされる「ザ・カラー・オブ・マネー(原題)」の著者、カリフォルニア大学アーバイン校のマーサ・バラダラン教授(法学)を財務省の政権移行準備のために起用。連邦準備制度および銀行・証券の規制監督機関を担当する「先遣チーム」には、ミシガン州立大学のリサ・クック教授(経済学)が加わった。

  バラダラン、クック両教授ら500人余りの専門家が、住宅や保健・衛生、小規模企業向け融資などの分野でバイデン政権の政策を具体化する作業に携わり、人種問題に重点を置くことになる。バラダラン氏はコメントを控えている。クック氏はバイデン氏のチームに問い合わせるよう回答した。

  人種に関する専門知識が経済関係の任務でこれほど存在感を持つ状況を今まで見たことがないとウオッチャーらは話す。

  黒人で初めて地区連銀総裁に就任したアトランタ連銀のボスティック総裁は、組織的な人種差別が経済とモラル(倫理)両方の問題だと主張していた。

  バイデン次期大統領とハリス次期副大統領は、移行準備の過程でダイバーシティー(多様性)を重視。政権移行チームによれば、新政権の先遣チームの50%余りが女性で構成され、連邦政府に意見が反映されることが歴史的に少なかったマイノリティー(人種的少数派)や障害を持つ人々、性的少数者らを指すLGBTQを含むグループの出身者が、アドバイザーの40%余りを占めている。

Federal Reserve Jackson Hole Economic Symposium

リサ・クック氏

写真家:David Paul Morris / Bloomberg

原題:Biden Fills Economic Posts With Experts on Systemic Racism(抜粋)

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