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ファイザーの試験結果、ワクチンへの抵抗感克服に寄与か-ファウチ氏

  • 「90%を超え95%に近い並外れて高い有効性」-インタビューで語る
  • モデルナの試験結果次第で極めて有効なワクチンが2つ実用化へ

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米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米ファイザーの新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの臨床試験の好結果が、より多くの人に予防接種を促す上で役立つ可能性があるとの見方を示した。

  ファウチ氏はインタビューで、ファイザーがドイツのビオンテックと共同で開発したワクチンについて、「90%を超え95%に近い並外れて高い有効性だ」と評価。パンデミック(世界的大流行)を受けて猛スピードで開発されたワクチンの接種に対する抵抗感を克服する上で重要な要素となり得るとした。

  ファウチ氏は「ワクチン全般に対し、ある程度の懐疑的な見方があるが、このワクチンがいかに有効か一般市民が認識すれば、ワクチン接種に対する態度が変わるのではないかと期待している」と述べた。

Health Chiefs Testify Before Senate HELP Committee On Covid-19

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長

写真家:アルドラゴ/ブルームバーグ

  ファウチ氏によると、米国では優先対象グループへのワクチン提供が12月末に始まる可能性がある。

  米モデルナのコロナワクチン候補の最終段階試験の結果も1週間以内に判明する公算が大きいとファウチ氏は指摘。ファイザーの試験と匹敵するような内容となれば「極めて有効なワクチンが2つ手に入ることになる」と述べた。モデルナのワクチンもファイザーと同じようにメッセンジャーRNA(mRNA)という技術に基づいている。

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原題:
Fauci Says Pfizer Vaccine’s Trial Success May Boost Acceptance(抜粋)

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