コンテンツにスキップする

米シティ日本拠点会長に蔵原副会長が昇格、三井住友F出身-来年1月

  • シティグループ証券やシティバンク東京支店など3社の会長を兼務
  • 現会長でMUFG出身の田中氏はシニア・アドバイザーに就任

シティ・グループは16日までに、日本拠点の会長に三井住友フィナンシャルグループ出身の蔵原文秋副会長(62)が昇格する人事を決めた。就任は来年1月1日付。田中達郎会長(71)は退任し、シニア・アドバイザーに就く。

  ブルームバーグが入手した社内メモによると、蔵原氏はシティグループ証券、シティバンク東京支店、シティグループ・ジャパン・ホールディングスの3社で会長を兼務する。2019年10月に副会長として入社していた。1982年に旧三井銀行に入行、投資銀行や法人営業部門で要職を歴任したほか、海外経験も豊富。2017年4月に三井住友F副社長兼三井住友銀行副頭取、18年6月にSMBC信託銀行社長に就いた。

  退任する田中会長は元三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)副社長。11年12月にシティの銀行、証券部門が金融庁から一部業務停止の行政処分を受けた直後の12年にシティに転じた。8年間の在籍中はほかのメガバンク出身役員らと共に日本流の内部管理体制の導入やガバナンス強化に尽力した。

  シティグループのリー・ウェイト日本代表はメモの中で「当社のガバナンス構造についての議論を通して、規制当局との関係構築にも大きな役割を果たした」などとコメントしている。広報担当の清水理沙氏がメモの内容を確認した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE