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バイデン氏のコロナ対策パネルトップ、全国的ロックダウンに否定的

  • 標的定めない全国ロックダウンでは国民の「パンデミック疲れ」悪化
  • 「外科用メスの精密さで臨む必要」-マーシー氏がFOXに語る

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バイデン次期米大統領に新型コロナウイルス対策について助言する専門家パネルのメンバー2人は15日、感染拡大の封じ込め策として全国的なロックダウン(都市封鎖)では効果が鈍過ぎるとし、地域ごとに的を絞った措置が望ましいとの見解を示した。

  同パネルの3人のトップの1人であるビベック・マーシー前医務総監は、春以降に新型コロナ感染症(COVID19)について国が学んだことに基づくと、望ましい対策アプローチは「深刻さに応じて強めたり弱めたり」するやり方だと指摘した。

バイデン氏、コロナ対策パネルの3トップで現政権との違い鮮明に

  マーシー氏は「FOXニュース・サンデー」で、「われわれの取り組みに標的を定めないまま全国でただロックダウンを行えば、人々が感じている『パンデミック疲れ』を悪化させ、雇用や経済を損ない、学校閉鎖で子供の教育への悪影響を招くだろう」と指摘。「従って、斧のような力強さではなく外科用メスの精密さで臨む必要がある」と語った。

Democratic Presidential Nominee Joe Biden Gives Public Health Briefing In Wilmington

ビベック・マーシー氏を含む医師団とのコロナ対策オンライン会合に参加したバイデン氏(10月28日)

写真家:ドリューアンジェラー/ゲッティイメージズ

  選択肢としてのロックダウンの可能性に関する問いに対し、マーシー氏は「最後の手段としての措置だ」と答えた。

  もう1人のパネルメンバーである外科医のアトゥール・ガワンデ氏も、的を絞った措置が望ましいとの見方を示した。ABCの番組「ジス・ウイーク」で、マスク着用やより地域べースで収容の規制を強めたり弱めたりするための検査を中心とすべきだと指摘した。

原題:
Biden Virus Advisers Say a National Lockdown Isn’t on Agenda (1)(抜粋)

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