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超長期債が上昇、20年債に国内投資家の買いとの声-円高も支援材料

更新日時

債券相場は超長期債を中心に上昇した。20年債に余裕資金を抱える国内投資家の買いが入ったとの声が出ていたほか、為替相場が円高気味に推移したことも支援材料になった。

  • 新発20年債利回りは0.40%、新発40年債利回りは0.69%と、ともに前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.02%
  • 長期国債先物12月物の終値は1銭安の152円9銭。前週末の夜間取引が小安く引けた流れを引き継ぎ下げて始まったが、すぐに上昇に転じ、一時は152円14銭まで上昇。午後に入り流動性入札の結果がやや弱かったことを受けて再び下落に転じた後は売り買いが交錯した
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 銀行勢を含め投資家層が厚い20年債は買いやすさから資金が向かいやすい
  • 為替が1ドル=104円台の円高水準で推移したことも好材料で、国内勢が超長期債に押し目買いを入れている
  • 18日の20年債入札は0.4%台で迎えればそこそこ札が入るのではないか

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 海外で買えるものがなかなかない中、米金利の振れ大きく米債に資金をシフトする状況でもないため、大手銀行、地方銀行を含め20年債には需要がある
  • 先物が一時下落に転じたのは恐らく流動性入札の結果が多少弱めだったためか
  • 株価がかなり強いことも先物の上値を重くした

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下、発行額は5000億円程度
  • 応札倍率は3.27倍と、同年限を対象にした前回入札の4.42倍から低下。最大利回り格差はマイナス0.005%、平均利回り格差はマイナス0.007%
  • 備考:日本債券:流動性供給の過去の入札結果(表)

背景

  • 13日の米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い約0.90%で終了
  • 日経平均株価終値は521円6銭(2%)高の2万5906円93銭、ドル・円相場は1ドル=104円台半ばを中心に推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.120%0.020%0.400%0.655%0.690%
前週末比 --0.5bp横ばい-0.5bp横ばい-0.5bp
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