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MUFG:今期純利益を6000億円に上方修正、海外事業が上振れ

更新日時
  • 外貨預金残高の上振れや海外証券事業が好調、経費削減も寄与
  • 上期業績の順調さが下期も続くとは見ていない-亀沢社長

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は13日、今期(2021年3月期)の連結純利益を従来計画の5500億円から6000億円に上方修正すると発表した。外貨預金残高の上振れや海外証券事業の好調に加えて、経費削減の取り組み加速などが寄与する。

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今期純利益を上方修正したMUFG

  今期純利益予想は前期比では14%増となる。一方、修正後の通期純利益計画は、ブルームバーグが集計したアナリスト13人の予想中央値6375億円を下回った。

  同時に発表した20年7-9月期の連結純利益は前年同期比0.2%減の2173億円だった。インドネシア商業銀行のバンクダナモンなど海外子会社の新規連結で資金利益が増加したほか、市場関連収益が伸びたが、与信関係費用の悪化が響いた。

7-9月期決算の主な内容(比較は前年同期比)
  • 資金利益は1.6%増の4975億円
  • 役務取引等利益は3.3%増の3261億円
  • 株式関係損益は183億円ー245億円の改善
  • 与信関係費用は1134億円ー612億円の悪化

  一方、通期の与信費用は従来計画の4500億円から5000億円へと500億円積み増した。会見した亀沢宏規社長は、経済の回復は当初見込みよりも時間がかかると指摘。上期業績の順調さが下期も続くとは思わず、慎重に見ていると述べた。

(詳細を追加します)
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