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TikTok巡る期限延長、あるのか-時間切れ懸念するバイトダンス

  • 「政権との協力に引き続きコミット」-バイトダンス
  • 政府にはまだ12日の深夜まで期限延長を発表する時間-トビアス教授

動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が米政府に求めているのは期限の延長だ。

  米国のユーザーから集める個人情報の安全性を巡る懸念からトランプ大統領が8月にバイトダンスに命じたティックトックの米事業分離期限が12日に迫っている。同社は米国のオラクルとウォルマートに米事業を売却する方向で合意しているものの、宙に浮いた状態だ。

  バイトダンスは10日夜、時間切れでティックトックが米国内で禁止される事態を防ぐため、財務省による強制売却を差し止めるようワシントンの連邦高裁に求めた。

バイトダンス、TikTok強制売却で米裁判所に介入申し立て  

  バイトダンスが真に欲しているのは時間だ。同社の広報担当者は「政権との協力に引き続きコミットしている。政権が提起した問題を解決するためにずっとそうしてきているが、今の法的課題はこうした話し合いを確実に行うことができるようにする保護措置だ」とコメントした。

ティックトック巡り米国で何が起きているのか

Source: Bloomberg)

  期限までに売却の最終合意が発表されなければ、何が起こるかは分からない。

  フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンジャーのパートナーで、米財務省で投資の安全保障を担当していたアイメン・ミル氏は司法省が法廷で事業売却の執行を求めることになると予想。8月の大統領令は売却されなかった場合についての明確な罰則を示していないが「大統領令を執行する上で必要な措置を講じる権限が司法長官にはある」と述べた。

  リッチモンド大学のカール・トビアス教授(法学)は「罰金が科される可能性があり、政権が望むなら禁止という極めて厳しい措置となるかもしれないが、政府にはまだ12日の深夜まで期限延長を発表する時間があり、これはあり得るシナリオだ」と指摘した。

原題:ByteDance Desperate for Extension as TikTok Sale Deadline Hits(抜粋)

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