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トルコ・リラ安終わったか、金融政策の転換見極め必要-市場の見方

トルコ・リラ安の日々は終わったのか。市場関係者は転換したようにみえる当局の金融政策スタンスが本物かを見極めようとしている。

  リラは11日、対ドルで4%余り上昇し、トルコ中央銀行が大方の利上げ予想に反して政策金利の据え置き発表した先月22日の水準に値を戻した。エルドアン大統領が新たな中銀総裁と財務相への支持を表明し、来週の金融政策委員会で利上げが実施されるとの見方が強まったためだ。

トルコ資産上昇、エルドアン大統領が新たな中銀総裁と財務相を支持

  

USD/TRY has dropped from record high to test 55-DMA

リラと金融政策の見通しに関するアナリストのコメントは以下の通り。

アバディーン・アセット・マネジメントの新興国市場ソブリン債責任者、エドウィン・グティエレス氏(ロンドン在勤):

  • 「エルドアン氏は今のところ伝統的な政策を承認しているようにみえる。それは通貨が安定するまで続くだろう」
  • 来週行われる中銀の会合では実質金利をプラス転換させる方針などのシグナルが重要になる

メドレー・グローバル・アドバイザーズのシニアアナリスト、ナイジェル・レンデル氏(ロンドン在勤):

  • 「リラを幾分下支えし、多額の外貨建て債務を抱える企業を守りたいなら、利上げに代わる政策はないということに大統領は恐らく気が付いている」
  • 「中銀は少なくとも300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを行う必要がある。それ以外は大きな失望を招き、リラは急落する可能性がある」

TDセキュリティーズの新興市場戦略責任者、クリスティアン・マッジョ氏(ロンドン在勤):

  • リラ高の勢いを維持するにはトルコ中銀は19日に1週間物レポ金利を少なくとも575bp引き上げ16%にする必要がある

原題:Lira Traders Want to Know If Erdogan Policy U-Turn Will Last (1)(抜粋)

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