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OPEC、原油需要見通しを再び下方修正-コロナ感染再拡大が影響

  • 10-12月の需要予測を日量96万バレル引き下げた
  • ワクチン開発で大きな前進あってもコロナの影響は長引く見通し

石油輸出国機構(OPEC)は向こう1年間の原油需要見通しを再び下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大を抑え込む措置が世界各地で再び導入され、燃料需要が痛手を受けている。

  OPECは10-12月(第4四半期)の需要予測について日量2651万バレルと、前回の見通しから同96万バレル引き下げた。これ以前にも、OPECはこの約2カ月に予測を大幅に下方修正していた。

  今回の見通し引き下げを踏まえれば、OPECの事実上のリーダーであるサウジアラビアが、月内に開かれる会合で加盟国と非加盟国が減産緩和計画を見直す可能性に言及している理由が分かる。OPECによると、ワクチン開発に大きな前進があっても新型コロナの影響は来年にかけて「長引く」見通しだ。

  OPEC調査部門は最新の月報で、「原油需要回復は大きく損なわれ、輸送や工業用燃料の需要不振は2021年半ばまで続くと現時点で想定される」と分析した。

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原題:
OPEC Cuts Demand Estimate for Its Crude Again Amid New Lockdowns(抜粋)

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