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債券は中長期中心に上昇、海外金利低下や5年債入札順調で買い優勢

更新日時

債券相場は上昇。前日にドイツなど欧州の国債利回りが低下した流れを引き継いだことに加えて、午後は5年債入札が順調な結果となったことから中長期債を中心に買いが優勢となった。

  • 新発5年債利回りは一時、前日比1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.11%
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.03%
  • 長期国債先物12月物の終値は16銭高の152円00銭。欧州など海外長期金利の低下を受けて買いが先行し、午後に入ると一時152円3銭まで上昇
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が新型コロナウイルス向けワクチンの普及を前提にしても量的緩和拡大を示唆するなど、一方的に金利が上昇する環境ではない
  • 金利上昇自体が景気回復の目を摘んでしまうリスクに留意する必要
  • 5年債入札の結果は堅調で、先物の買い戻しにつながった

5年債入札

  • 最低落札価格は101円00銭、市場予想100円99銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.52倍、前回4.90倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)はゼロ、前回1銭
  • 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
    • 足元の金利水準では無難な入札結果が続いており、今回も順調に近い結果だった
  • 備考:過去の5年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.105%0.030%0.405%0.650%0.690%
前日比-0.5bp-1.0bp-0.5bp横ばい横ばい横ばい
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