バイデン氏、敗北認めぬトランプ氏「恥ずかしい」-レガシーの汚点に
Jennifer Epstein-
共和党は結果に異議唱えようとしているが政権移行を推し進める
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トランプ氏は円滑な政権移行に協力することを拒んでいる
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バイデン次期米大統領は10日、トランプ大統領が大統領選敗北を認めないのは「恥ずかしいことだ」との考えを示し、トランプ氏のレガシーに汚点を残すことになると語った。
次期大統領として初めて記者会見したバイデン氏は、共和党が法廷闘争で選挙結果に異議を唱えようとしたり、トランプ氏が円滑な政権移行に協力すること拒んだりしているものの、自分は政権移行への動きを推し進めると明言した。
バイデン氏はデラウェア州ウィルミントンで記者団に対し、トランプ氏の言動について、「私は率直に言って、恥ずかしいことだと思う」と発言。「どのようにうまく表現すべきか考えるが、これは大統領のレガシーの助けにならないだろう」と指摘した。
バイデン氏はまた、通常であれば次期大統領が受けることになっている機密情報の十分なブリーフィングを受けていないことを明らかにした。トランプ政権はバイデン氏の政権移行チームに対し、こうしたブリーフィングを受けるための厳重な施設へのアクセス提供を拒んでいる。

バイデン次期大統領とハリス次期副大統領(11月9日)
原題:Biden Scoffs at Trump’s Refusal to Concede as an ‘Embarrassment’(抜粋)
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