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【欧州市況】株上昇、コロナ禍の下落銘柄に買い-ドイツ債は下落

10日の欧州株は上昇。トレーダーらはポストコロナ時代を見据え、新型コロナウイルス禍の勝ち組と負け組が反転した。

  ストックス欧州600指数は0.9%高。映画館運営会社シネワールド・グループや英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社IAGは上昇した。一方、コロナ禍で値上がりしていたオンラインスーパーのオカド・グループやテクノロジー株は下落した。

  シティ・インデックスのマーケットアナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「米ファイザーによるワクチン候補のニュースが市場の新型コロナの見通しを変えたことは間違いない。今はトンネルの先にある程度の光が見えてきた」と述べた。

Top Spot

European equity benchmarks are leading global gains this month

Source: Bloomberg

  欧州債はドイツ債が8月以来最長の4日続落。投資家が安全逃避の買いを巻き戻したほか、欧州連合(EU)が復興基金の稼働に向け一歩前進したことが好感された。

  ドイツ債は中期債を中心に下落した。イタリア債は下げを埋める展開。EU交渉担当者が域内の長期支出計画で合意したことが材料となった。ドイツ債とイタリア債のイールドスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して125bpとなった。

  英国債の利回り曲線はベアスティープ化した。

  ドイツ10年債利回りは2bp上昇してマイナス0.49%、フランス10年債利回りは1bp上げてマイナス0.24%、イタリア10年債利回りは0.76%で変わらず。

原題:Lockdown Winners and Losers Are Upended in European Stock Rally、Bunds Extend Declines, Italian Bonds Steady: End-of-Day Curves(抜粋)

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