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きょうの国内市況(11月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、ワクチン開発進展で景気期待高まる-金融や陸運高い

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  東京株式市場は5カ月ぶりの6日続伸。新型コロナウイルスのワクチン開発が進展していることや米国金利上昇が評価され、銀行や保険など金融、陸運や建設など内需関連中心に買われた。商いも活況だった。

  • TOPIXの終値は前日比18.90ポイント(1.1%)高の1700.80
    • 1700台の回復は2月14日以来
  • 日経平均株価は65円75銭(0.3%)高の2万4905円59銭
    • 取引時間中では一時、1991年11月5日以来の2万5000円台回復

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーはきょうの上げについて、「米大統領選挙通過に昨日のファイザーのワクチンニュースが加わった。ファイザーのニュースは予想外の面はある」と述べた。

  • 東証33業種では空運や陸運、鉱業、不動産、鉄鋼、保険などが上昇
  • その他製品や情報・通信、精密機器、小売、電機は下落

●債券下落、リスク選好の流れで売り優勢-30年債入札は無難な結果

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  債券相場は下落。新型コロナウイルスのワクチン開発期待から前日の米国市場が大幅な株高・債券安となったリスク選好の流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。一方、警戒されていた30年債入札を無事に終えたことが相場全体を下支えしたとの声も聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)高い0.035%
  • 新発30年債利回りは2bp高い0.645%
  • 長期国債先物12月物の終値は26銭安の151円92銭。米長期金利上昇を受けて売りが先行。30年債入札結果を受けて一時151円97銭まで下げ幅を縮小したが、再び売りに押された

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 30年債入札は無難な結果だった
  • 30年債利回りが0.645%まで調整したことと、米10年債が時間外取引で落ち着いていたことが奏功
  • これを好感して先物は下値を固め、10年債も買い戻しが入った

30年債入札

  • 最低落札価格は98円85銭と予想中央値の98円80銭を上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.76倍と前回の3.51倍を上回る
  • 小さいほど好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は6銭と前回の14銭から縮小

●ドル・円は下落、コロナワクチン開発受けた動きが一服-105円前後

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。新型コロナウイルスのワクチン開発進展を受けた前日の米株高・長期金利上昇が一服し、大幅に進んだドル高・円安の反動が出た。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時35分現在、前日比0.3%安の1ドル=105円03銭。朝方に付けた105円38銭を高値に一時104円82銭まで下落
    • 前日の海外時間の取引では一時2.3%高の105円65銭と10月20日以来の高値を付けた

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 新型コロナワクチンの開発進展による景気見通しの改善を受けた海外市場のリスクオンはやや過剰だったとして、きょうの東京市場では円売りの揺り戻しが優勢
  • 目先の焦点は米株式市場が今回のワクチン開発ニュースを引き続き材料視するのか、一過性の材料にとどまるのか。リスクオン、オフを通じてドルと円の強弱に影響してくる
  • ドル・円がひとまず下げ止まるのは104円台半ば辺りか。米大統領選の影響で円を売りにくい状況は終わり、今後はリスクオン時にはドルとともに素直に売られるのではないか
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