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債券下落、米長期金利上昇の流れで売り優勢ー超長期債には需要との声

更新日時

債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が一段と上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢になった。もっとも、利回り水準が上昇した超長期ゾーンは、米金利や株価など外部環境が逆風の割には、投資家需要を背景に底堅いとの指摘が出ていた。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%
  • 新発30年債利回りは0.65%、新発40年債利回りは0.685%と、それぞれ0.5bp上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は8銭安の151円84銭。取引開始から売りが先行。午後の取引では一時151円81銭まで下落したが、その後はやや戻して安くもみ合った
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 海外時間の動きに沿って売りが先行した後は、先物が狭いレンジで推移した
  • 今週は米長期金利の上昇スピードが速かったが、米大統領選挙やコロナワクチン開発の影響を冷静に見極める姿勢もあり、株式市場に比べて債券市場は落ち着いてきた
  • 超長期ゾーンは米金利上昇や株高の割には底堅い。急速に金利が上昇する局面では買いも入りづらかったが、じりじり上昇する局面では、ある程度目新しい水準なら押し目買いもある

日銀オペ

  • 対象は残存期間1-3年、3-5年、5-10年、物価連動債。通知額はいずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年と3-5年が前回から上昇
  • みずほ証の松崎氏
    • どちらかと言えば弱めの結果と言えるが、あすに5年債入札を控えている割には無難な範囲におさまった
  • 備考:国債買い切りオペ結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.100%0.035%0.405%0.650%0.685%
前日比+1.0bp+0.5bp+0.5bp横ばい+0.5bp+0.5bp
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