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中国、ネット業界で独占的慣行の根絶目指す-独禁ルール公表

更新日時
  • 消費者データでの共謀や同業の締め出しなど反競争的な行為を防ぐ
  • 香港市場でアリババとテンセントはいずれも一時5%を超える下げ

中国当局は10日、国内インターネット業界の独占的慣行の根絶に向けた具体的な規則案を初めて公表した。アリババグループやテンセント・ホールディングス(騰訊)など自国企業で強まる支配力の抑制を図る。

  国家市場監督管理総局は慎重に扱うべき消費者データの共有での共謀や規模が小さめの同業の締め出しに向けた連携、競争相手を排除するための補助金を通じた原価割れのサービス提供など、反競争的な行為を防ぐ枠組みを設ける広範な規則に関して今月30日まで意見を公募する。

中国当局、インターネット大手も標的に-独占禁止法の見直しで

  国外からの投資呼び込みや海外上場でほぼ全ての中国主要ネット企業が活用する「変動持ち分事業体(VIE)」を運営する企業には、特定の営業認可の申請を義務付ける可能性もある。

  10日の香港株式市場でアリババとテンセントはいずれも一時5%を超える下げとなった。

Tech selloff deepens after new rules threaten to rein in internet giants

  漢坤法律事務所で独禁法を専門とする北京在勤パートナー、馬辰氏は「これは重大な分岐点だ」と指摘。中国の監督当局は「プラットフォーマーが影響力を持ち過ぎ、生活の隅々まで浸透しているため管理を強化しつつある」と述べた。

  今回の規則は、顧客のオンラインでの言動を利用して特定の層を標的とするという、国内外のネット企業が一般的に採用している手法も制限する。国家市場監督管理総局が公表した規則では、違反した場合は資産や知的財産、技術の譲渡やインフラの開放、アルゴリズムの調整を命じられる可能性がある。

原題:China Turns Up Heat on Internet Giants With Antitrust Rules (1)(抜粋)

(第5、6段落を追加し更新します)
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