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香港民主派議員、抗議の一斉辞職も-中国が一部議員の資格剥奪検討か

  • 全人代常務委は少なくとも4人の議員資格剥奪を検討-香港01
  • バイデン氏は民主的価値を守ると主張-香港の自治巡り国際的懸念も

香港立法会(議会)の民主派議員らは9日、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が少なくとも4人の民主派議員の資格剥奪を検討する見通しだとの報道を受け、資格剥奪を強行するなら一斉に辞職すると表明した。

  ニュースサイトの香港01は、全人代常務委が10日から2日間の日程で開く会議で、郭栄鏗と郭家麒、梁継昌、楊岳橋各氏の少なくとも4人の議員資格剥奪を検討する見込みだと9日報じた。4人が資格を失えば定数70の立法会で野党議員は16人に減る。

HONG KONG-POLITICS

香港で記者会見する立法会の民主派議員ら(11月9日)

写真家:ピーターパークス/ AFP /ゲッティイメージズ

  香港01と星島日報はその後、全人代常務委が名指しで民主派議員の資格を奪うのではなく、愛国心が不十分と見なされた議員を香港政府が追放できるようにする憲法上の枠組みを設ける見通しだと伝えた。

  米大統領選で勝利を確実にした民主党候補のバイデン前副大統領が世界の民主主義的価値を守ると主張するタイミングで、選挙で選ばれた議員の資格剥奪に中国が動けば香港の自治を巡る国際的な懸念が浮き彫りになりそうだ。

原題:Hong Kong’s Opposition to Quit if China Disqualifies Any Members(抜粋)

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