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トランプ陣営、大統領選結果に異議唱えるほど十分な票に届かず

  • ペンシルベニア州の投票で3日より後に到着したのはわずか7800票
  • トランプ大統領がバイデン氏に勝利するには複数州で結果を覆す必要

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トランプ米大統領は2020年大統領選挙結果を法廷で覆したい考えだが、異議申し立てができるほどの票数に少なくともまだ届いていないという現実に直面している。

  トランプ陣営と共和党は連邦最高裁に対し、ペンシルベニア州で11月3日の投票日より後に到着した郵便票を除外する司法判断を求めているが、同州のシャピロ司法長官の報道官によれば、67郡のうち4郡を除いた報告では、こうした票は7800にすぎないという。

  民主党候補のバイデン前副大統領のペンシルベニア州でのリードは9日午前の段階で4万5000票余り。これには問題となっている遅れて到着した票は含まれない。

Pennsylvania Officials Continue Counting Ballots For 2020 U.S. Presidential Election

フィラデルフィア・コンベンション・センターでの集計作業

  バージニア大学のデボラ・ヘルマン教授(法学)は、「これらの票がペンシルベニア州での選挙結果に変化をもたらすことがないのであれば、トランプ氏は提訴することができない」と指摘した。

  トランプ氏は激戦州の結果を巡り、自ら指名した判事3人を含む保守派優位の最高裁から自身に有利な判断を期待していることを示唆している。

  しかし、正確なところどのような主張が、トランプ氏に有利な結果に傾くのに十分な票を除外する結果につながり得るのかは依然不明だ。トランプ氏がペンシルベニア州での結果を何とか覆したとしても、実際に勝利するのに十分な票を確保するため他の州でも同様の行動を取る必要があるだろう。

原題:Trump’s Legal Blitz Isn’t Contesting Enough Votes to Win (1) (抜粋)

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